リモート多読のレッスンでは、バラエティに富んだ英語の文章に触れるため、
絵本はもちろん、ファンタジー、ニュース記事、歴史もの、科学分野の本などを満遍なく読むようにしています。
媒体もネットの記事から紙の本、電子書籍などさまざま。

今回、AさんがBook Talkで紹介してくれたのはアメリカの鉄道敷設に関わる本。
いわゆるノンフィクション系です。
淡々と事実が描かれている説明文なのですが、A さんは、鉄道とは全く関係のない自身の体験とリンクさせて気持ちが動いたとのこと。

え?実生活とあまり関係ないノンフィクションで共感ポイントがあったの?

と嬉しい驚きでした。

登場人物の言動に共感したり、反発したりしやすいフィクションと異なり、
ノンフィクションを読むことにハードルを感じる人も多いですが、
Aさんのように「自分の経験」へ想像のリンクを飛ばして読めれば、さらに深い内容のものにも挑戦できるはず。

字面だけを追って読んでいない、心を動かしながら読んでいるAさんの姿勢と成長をとても頼もしく感じました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA